東野圭吾 加賀恭一郎シリーズ 私が彼を殺した







加賀恭一郎シリーズ第5作目です。
これは「どちらかが彼女を殺した」同様、犯人探しです。
そして最後まで読んでも犯人は分からないようになっています。


この話では容疑者は3人います。
3人とも怪しいです。
3人とも犯人のような感じなのですが、誰か一人が犯人となります。

細かいところまで注意して読んで下さい。


神林貴弘、神林美和子の兄妹と穂高誠、駿河直之、雪笹香織
この5人が主に出てきます。


穂高誠と神林美和子は結婚する予定です。

事件は挙式当日に起こります。
挙式中に穂高誠が亡くなるのです。


穂高を殺したのは神林貴弘、駿河直之、雪笹香織の3人の中の
一人です。

そして3人とも殺す動機を持っています。



話はこの3人がそれぞれ語りながら進んで行きます。
神林貴弘の視点、駿河直之の視点、雪笹香織の視点、と3つの
視点で話は進んで行きます。


加賀は途中から出てきます。
殺人が起こってから加賀が出てきますが、話は容疑者の3人が
中心となっています。


一応加賀が登場する話ですが、どちらかと言えば脇役のような
所があります。


加賀が最後は犯人を突き止めますが、加賀の活躍はそれほどないと
言って良いと思います。


最後の加賀の犯人の突き止め方は加賀らしいと言えますが
全体的に加賀の活躍は少ないです。


話では、3人の容疑者がいずれも自分が穂高を殺したと言います。
しかし実際に殺したのは一人です。


3人とも殺す機会をうかがっていたことになりますが、一人だけが
実行できました。


この話も犯人探しですが、ヒントを読めば結構分かるかと思います。
実はポイントは一つしかありません。


そしてそのことを実行できる人物も一人しかいないことが
すぐ分かってきます。


本を読んで、最後にヒントを読めば犯人が分かるように
なっていると言えます。


ただし、確認するためにも、もう一度読み直して欲しいと思います。
色々とヒントが話の中に埋まっているので、ヒントを踏まえながら
読み進めて下さい。


犯人探しは「どちらかが彼女を殺した」よりかは簡単かと思います。
3人容疑者がいますが、一人に絞るのはそれほど難しいことではありません。


またページ数が多いのですが、東野さんらしく話が流れるので
ページ数の多さは気になりません。


一気に読める内容となっています。
しかし犯人探しなので、丁寧に読んで下さい。







第6作「嘘をもうひとつだけ」

加賀恭一郎シリーズ

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