東野圭吾 殺人現場は雲の上







スチュワーデス(客室乗務員)のエー子とビー子の話となります。
一応短編集ということになるのですが、リラックスして読める話です。

東野さんの長姉が元スチュワーデスということもあり、できた話です。

これは笑いではありませんが、楽しめる内容で、傑作ユーモア推理小説となっています。


エー子は早瀬英子でビー子は藤真美子です。
エー子は東大中退で、試験もトップ通過し、訓練学校も首席で卒業するというエリートです。

一方ビー子は試験もぎりぎり通過し、訓練学校ではビリで終え
何とかスチュワーデスになった女性です。

また見た目もエー子はスチュワーデスらしいのですが、ビー子は
そうは見えません。

デコボココンビと言える2人が、色々な事件に巻き込まれ、そして解決して行きます。




ステイの夜は殺人の夜




鹿児島に泊っている時に殺人事件が起こり、解決して行きます。
簡単に言えばアリバイトリックです。
短い話ですのでサッと読めます。

この話でエー子、ビー子がどんな人物なのか分かってきます。




忘れ物にご注意ください




ベビー・ツアーという乳児がいる若い親を対象にしたツアーで
事件が起こります。

赤ちゃんが飛行機内に忘れられました。
この赤ちゃんが誰なのか、また誰が忘れて行ったのか、エー子と
ビー子が探すことになります。

殺人ではありませんが、しっかりと解決します。




お見合いシートのシンデレラ




ビー子の見合い話です。
スチュワーデスたちが座る席は乗客と向かい合うことになり
その席をお見合いシートと呼んでいます。

そこでビー子がある男性と知り合いになり、結婚直前まで行きます。
ビー子がどうなったのかは読んで下さい。




旅は道連れミステリアス




エー子とビー子が知っている菓子屋の主人が飛行機に乗ってきます。
そして知らない30歳くらいの女性も乗っています。

この2人がその後亡くなるという事件が起こります。
この2人に何があったのか、解決して行きます。

推理小説らしい話です。




とても大事な落とし物





東京発青森行きの飛行機内で、遺書が見つかります。
遺書を落とした可能性のある人物は6人います。
その中の誰が遺書を落としたのかエー子とビー子が探すことになります。

もちろん誰が遺書を落としたのか最後に分かります。
東野さんらしく、家族の話となっています。




マボロシの乗客




人を殺したという怪電話が新日航客室課にかかってきます。
エー子がその電話を受け、事件が始まります。

この怪電話は本当なのかどうか、また誰が怪電話をかけて来たのか
さらにマボロシの乗客とはどんな意味なのか徐々に分かってきます。




狙われたエー子




タイトル通りエー子が命を狙われます。
エー子は難を逃れますが、エー子には心当たりがありません。
しかし犯人はいます。

またこの話でエー子の過去も分かります。
エー子の過去も関係してきます。

これは最後の話なので、最後らしい終わり方をします。





全体的に話は軽いです。
楽しみながら読める本と言えます。

東野さんはたまにこういう本を書かれます。
時間が空いている時に、リラックスしながら読んで行って下さい。








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