ドストエフスキー 貧しき人びと







ドストエフスキーの第1作です。
1846年の話です。

その当時のロシア、ペテルブルグを知ることができる話です。
ドストエフスキーの話は、貧しい人たちがよく出てきます。

この話でも貧しい人たちばかりです。
まさにタイトル通りです。


話はマカール・ジェーヴシキンという小役人と、ワーレンカという少女の変わった恋というか、友情の話になります。

手紙のやり取りが中心です。
この2人が実際に会って、交際をするという話ではありません。

マカール・ジェーヴシキンとワーレンカの貧しい話が常に出てきます。
貧しい話が多いです。



実際、この2人がどういう関係なのか分かりにくいです。
この2人が実際、本当に愛し合っているのか微妙です。

愛、友情、友人、という表現が多く出てくるので、この2人の関係が掴みにくいです。
しかし愛という表現は普通に使うので、友人として愛していると理解することもできます。


この2人は色々な話を手紙に書きます。
周囲の人間がどれだけ貧しいのか、どれだけお金に困っているのか、またワーレンカがジェーヴシキンの
貧しさを心配する場面もあります。


常に貧しさがテーマとなっています。



最後に差し掛かると、話は一気に急転します。
ワーレンカが結婚するという話になります。

相手はジェーヴシキンではありません。
お金を持っている違う男性と結婚するという話にいきなりなります。

結婚の準備、結婚後の生活、という話が出てきますが、ジェーブシキンとワーレンカの2人の関係は
どうなるのでしょうか?


変わった恋愛感情を抱いている2人ですが、ワーレンカが結婚してしまうと、この2はもちろん
離れ離れになってしまいます。



最後にジェーヴシキンのワーレンカへの気持ちが分かります。
ジェーヴシキンはワーレンカを本当に愛していたのです。


この2人の最後を読んで欲しいところですが、途中で終わっていると言える話です。
最後はジェーヴシキンのワーレンカへの気持ちで終わります。

しかし2人の関係が分かる最後なので、最後まで丁寧に読んで行って下さい。


ロシア文学は読むのが難しいです。
人物名がややこしいので、丁寧に読まないと分かりにくいです。

時間をかけて読んで行って下さい。







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