東野圭吾 ガリレオシリーズ ガリレオの苦悩







ガリレオシリーズ第4作目です。



落下る(おちる)

操縦る(あやつる)

密室る(とじる)

指標す(しめす)

攪乱す(みだす)



この5つが収められています。



落下る(おちる)



謎の転落事故がありますが、その事故の裏には何があるのか解明して行きます。
また事故なのか事件なのか、ということも大事になります。

この話から内海薫が登場します。

女性刑事ですが、これからのガリレオシリーズで重要な役割を果たして行きます。


内海登場第1回目ですが、さっそく内海が活躍します。


転落事故もガリレオではなくて、内海が率先して解決に向かって行きます。
しかしガリレオももちろん登場します。


ガリレオが解決するというよりも、内海が色々と動き回り、活躍して行く
という話と言えます。

内海の活躍ぶりを読んで下さい。




操縦る(あやつる




湯川の恩師の話となります。

恩師は友永幸正元助教授です。


ある日湯川は、他の学生時代の友人たちと一緒に、友永邸に招かれます。
友永邸は広い敷地で、母屋と離れに分かれています。

湯川たちは母屋に集まるのですが、湯川はその日遅れて合流します。
湯川がまだ来ていない時に、離れで火事が起こり、そこにいた友永の息子が亡くなります。


実は友永とその息子である邦宏は仲が悪いです。
また友永は車いすに乗っており、体が自由には動きません。


火事で邦弘が亡くなったのですが、すぐ他殺であることが分かり、誰がどうやって
この殺人を犯したのかが焦点になります。


この事件も湯川が解明して行きます。
恩師の事件を、教え子の湯川が解き明かして行きます。


この事件の裏には、友永自身の事情、また優しさが隠されています。
友永の事情とは何なのか、読んで下さい。
友永の優しさも確かめて下さい。




のちにガリレオシリーズは、恩師と教え子の話で終わります。

この話は、湯川の恩師と教え子である湯川の話です。
湯川の学生時代、そして恩師の人柄、また湯川がどう事件を解決するのか読んで
今後のガリレオシリーズを読む際に生かして下さい。


この話はガリレオシリーズの中でもかなり大事になります。
また、ガリレオシリーズの最後の話に繋がるとも言えます。

湯川が恩師をどう追いつめるのか、最後まで読んで下さい。




密室る(とじる)




タイトル通り密室に関する話です。


ガリレオの学生時代の友人、藤村が経営するペンションにガリレオは招かれます。
藤村から相談を受けるのですが、その相談が密室トリックということになります。

藤村のペンションに泊まっていた原口という人物が外出先で亡くなります。
しかしどうやって出かけたのか不明で、密室から抜け出したトリックが分かりません。


そこでガリレオの登場です。
ガリレオはこの密室トリックを見破ります。


またこの密室の裏には、藤村の妻のある事情が隠されています。
少し切ない話です。




指標す(しめす)




いわゆるダウンジングの話となります。
ダウンジングをすることで、本当に探しているものが見つけられるのか、という話です。


この話は少し「容疑者Xの献身」を感じさせるところがあります。
この話でも母娘が出てきます。

母親が一人で、中学生の娘を育てています。
容疑者Xの献身も母親が一人で中学生の娘を育てています。


同じような話ですが、短編なので話はそれほど深くはありません。
中学生の娘がカギを握っていることになります。

ダウンジングはこの娘がすることです。


人が亡くなりますが、その犯人とこの母娘の関係を読んで行って下さい。




攪乱す(みだす)




ガリレオへの挑戦の話です。

ある人物がガリレオに挑戦してきます。
ある科学者がガリレオを敵視し、悪魔の手と名乗り、人を殺して行きます。

その手口は分からないもので、事故なのか事件なのかも分かりません。

しかし犯人は悪魔の手と名乗り、警察にそしてガリレオの元に手紙を送ってきます。
挑発するような手紙を送り付け、犯行を繰り返して行きます。


警察もガリレオも犯人が特定できずに、また犯行手口が分からずに事件を
解決できずにいますが、この謎の手口をガリレオが解決して行きます。

またこの話でも内海刑事が活躍します。
すっかりガリレイの話で欠かせなくなった人物です。


最後はガリレオがおとりになり、犯人逮捕に至ります。
内海刑事協力の元、犯人逮捕です。


最後まで内海刑事が出てくるあたり、ガリレオシリーズの名脇役になって来た
という感じがします。

内海刑事の活躍ぶりも読んで下さい。







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