==============冠詞の世界=================================
2006年 3月24日
========================================================
第119号
所有格の場合を見ています。 「my」「his」「her」などの場合です。
所有格は「the」と基本的には同じになります。 「the」の理解が出来ていれば、所有格の理解は 出来てくることになります。
前回は最上級で使われる場合を見ました。 「the」と同じようなものなので、所有格も最上級で 普通に用いられるのです。
最上級は常に「the」を覚えていると、間違うことになります。 所有格の最上級を作れなければなりません。
最上級の場合は色々まだあるので、今回も見て行きます。
それでは、早速見ていきましょう。
------------------------------------------------------------
《所有格》
------------------------------------------------------------
最上級で使われる所有格ですが、「the」の代わりに 使うことになります。
しっかりと所有の意味を出したい場合に使うことになります。
☆This
is my most difficult
problem.
などというようにして使うことになります。 私にとって、一番難しい問題だ、という意味です。 他の人にとっては簡単かもしれないのですが 私は難しい、という意味になっています。
所有格を使うことで、限定することが出来るのです。 意味を明確にして、限定する場合に用いることになります。
さて、最上級ですが使うことは簡単だと思います。 とにかく最上級にすれば良いのです。
所有格を使うか「the」を使うか判断が難しい場合も ありますが、最上級自体は簡単なものです。
最上級で勘違いしてはならないことがあります。 それはしっかりと冠詞を理解する、ということです。
所有格でも同じことなのですが、その意味を理解する 事が大事です。
☆the(所有格) most
〜 もしくは the(所有格)
最上級
こういう説明を前回載せておきましたが、実はこれは 不十分なのです。
これでは足らないのです。
何が足らないのか気がついて欲しかったのですが 冠詞や所有格が使われているということは、その後ろに 名詞がなければならないのです。
「the」があれば必ず名詞があるのです。 「my」があれば必ず名詞が続くのです。
最上級は形容詞などの形ばかり気にしますが 名詞の存在を忘れてはならないのです。
結構これを忘れる人が多いのですが、名詞を無視しては ならないのです。
冠詞は名詞とセットで使われるものです。 ですから冠詞があるということは、絶対に名詞があるのです。
このことを忘れてはなりません。 ですから
☆the(所有格) most
名詞〜 もしくは the(所有格)
最上級 名詞
となります。 名詞を無視すると、最上級を間違えることになります。
例えば
☆He
is my
best.
これだけでは何なのか不明です。 名詞がないのでおかしいです。 ですから
☆He
is my best
friend.
などとしなければなりません。 名詞がないと何なのかが不明なのです。 名詞を忘れていると、最上級を作ることは出来ません。
冠詞の基本中の基本ですが、名詞の存在を忘れないで下さい。
------------------------------------------------------------
最上級は原則名詞を従えるのですが、しかし例外も 普通にあります。
つまり、名詞がない場合です。 というよりも、名詞が省略される場合です。
意味の上で名詞を省略しても問題ない場合は 名詞を省略するのです。
これが一人歩きして、名詞を省く人が多いのも事実です。 冠詞がある限り、名詞は100パーセントあります。
名詞がないのは、省略しても問題ないからです。 省略されているだけであり、意味の上では名詞は生きているのです。
例を挙げておきます。
☆She
is the smartest in the class.
という場合があります。 「the
smartest」となっていますが、後ろに名詞がありません。 これは名詞の省略となっています。
普通に考えて「student」などの単語が入ります。 しかし「クラスで一番賢い」という意味を出しているので わざわざ「student」などを表に出す必要もないのです。
「一番賢い生徒だ」という意味ですが、「student」がなくても 何の問題もないので、省略しているのです。
名詞がないのではなくて、意味の上で名詞を省略しても 問題はないので、省略されているだけなのです。
名詞がない、と勘違いしないで下さい。 名詞の省略です。
さて、「the」ではなくて、所有格が使われている場合を 見ておきます。
☆I
haven’t caught a bass yet but my biggest is probably 3
pounds.
こういう英文があります。 「my
biggest」というものが使われています。 しかし後ろには名詞がありません。
日本語に訳すのはそんなに難しくはありません。 まず日本語に訳しておくと
☆I
haven’t caught a bass yet but my biggest is probably 3
pounds. 「まだバスを捕まえていないが、一番大きいのは3パウンドくらいだ」
という意味になっています。 これは釣りをしている人のフレーズです。
釣りをしている人が、まだバスは釣れていないけれども 釣った魚で一番大きいのは3パウンドだ、ということを 言っているのです。
「my
biggest」の後ろには「fish」などが省略されていると 考えられますが、表に出てこなくても意味が分かるので 当然のように名詞が省略されています。
前後の流れで何なのか分かる場合は、名詞は積極的に 省略するのです。
しかし「my」が使われているので、名詞をしっかりと表に出す ことが多いのも事実です。
名詞を省略すると何なのか不明になる場合は 必ず名詞を前に出さなければなりません。
☆My
biggest hope was that my children would grow up to be lovely
adults.
これはしっかりと名詞が前に出ています。 というよりもこれが基本形なのです。
名詞をしっかりと前に出すのが基本です。 省略する場合は実際にそんなに多くはないのです。
ここで名詞を省略すると意味不明になるので、しっかりと 名詞を前に出しています。
日本語にすると
☆My
biggest hope was that my children would grow up to be lovely
adults. 「私の一番大きな希望は、子供たちが立派な大人に育つことだった」
という感じになります。 ここで「hope」がないと意味不明になります。 「私の一番大きな」だけになり、意味不明になります。
通常、名詞を省略しないのが最上級なのです。 名詞を出来るだけ省略しないようにしなければなりません。
名詞があるのが普通になります。 冠詞、所有格は名詞と一緒に使うものなのです。
------------------------------------------------------------
さて、ここで出てきた「my
biggest」ですが、実はこれはとても多く 使われるものなのです。
☆my biggest
mistake
☆my biggest concern
☆my biggest
expense
などなど、簡単に色々作れます。 「私の一番大きな〜」ということで、かなり多く用いられる 形になっています。
実際に用いられるものを使うのが英語なので、この言い方を ぜひ覚えて、使えるようになって下さい。 どんな名詞を続けるかで、意味が当然変わります。
名詞は積極的に前に出してください。
最上級の基本を理解していないと、間違うことになります。 所有格を使う前に、最上級を使えるようにしなければなりません。
名詞を本当に省く人が多いのですが、名詞は省くものではないのです。 通常は名詞を表に出します。
名詞を省略する場合は、省略しても意味が通じる場合です。 省略して意味が不明な場合は、省略してはなりません。
冠詞があるのですから、名詞がなければならないのです。 冠詞と名詞は常にセットで使われます。
所有格と名詞もセットで使われます。 名詞があるのが普通なのです。
最上級の基本を説明してきたことになりますが こういう基本が大事になります。
基本をしっかりと理解しておいてください。
最上級に関しては色々ありますが、冠詞や所有格を中心に 見て行きます。
☆He
is the smartest man I’ve ever
met.
などという場合があります。 こういう場合の意味や使い方も大事になります。
また所有格を使う場合の注意点も大事になります。
☆He
is my smartest
friend.
こういう英文の使い方も大事になります。 所有格を使っている場合の使い方も理解することが とても大事になります。
どんな場面で使うのかなどは、次回見て行きたいと思います。
次回も最上級の場合を見て行きます。 今回説明した基本を忘れないで下さい。
冠詞や所有格は名詞と一緒に使われるのです。 名詞の存在を忘れないで下さい。
それでは。
========================================================== 発行者:田中聡一郎 まぐまぐプレミアムで発行されています アドレス:
http://www.st316.com/kansi.html
解除はホームページでして下さい
|
以上のような感じで、毎週金曜日に発行しています。
英語で一番難しい冠詞を理解して、ネイティブと同じ英語を
使えるようになって下さい。
冠詞の理解なくして、英語は使えるようにはなりません。
申し込み順
@ まぐまぐプレミアムに会員登録をする
A 冠詞の世界を申し込む
また
バックナンバーの説明はこちらでしています。
いきなり有料は難しいという人は無料版から始めて下さい。