ハートで感じる英文法


〜NHK 大西泰斗氏から英語を学ぶ〜


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【第11回目 使役構文の説明】



日本では使役構文、などというものが有名です。




make have let get




という動詞が使役としては有名です。
特に「make」「have」は有名なもので、使いにくい動詞です。


ここでは「make」「have」を見ていきます。
これらは基本動詞と呼ばれるものであり、また色々な場面で
使われる動詞でもあります。

しかし常に考え方は同じなのです。


まず「make」ですが、これの基本は




コネコネしながら何かを作る




ということになります。
力を加えたりして、何かを作り上げることを意味しています。
例えば




☆He makes a lot of money.




これは「たくさんのお金を稼いでいる」という感じになりますが
「make」の意味をしっかりと理解すると




☆「彼は多くのお金を作り出している」




という感じになります。
働いてお金を稼いでいる、という感じになってきます。

とにかく何かを作り上げる、というのが「make」なのです。
日本語にはないので、色々な意味になりますが
「make」の基本は常に同じです。


さて、いわゆる使役の場合ですが




☆I'll make my wife cook dinner.




こういう英文があります。
日本語にすると

「妻に夕食を作らせる」

という感じになります。
もちろん強い意味になります。



「make」は主語の意思だけが入っているものです。
何かを作る人の意思で、何かを作り上げる、ということに
なってきます。




ですからここでは「私」の意志しかないのです。
妻の意志はどこにもありません。


これは「勝手に作り上げる」という感じになっています。
人の意思を無視して勝手に作り上げる、という感じに
なっているので、強い意味になっているのです。




☆I'll make my wife cook dinner.
「妻が夕食を作るという状況を私が勝手に作り上げる」




という感じになっています。
人の意思などを無視しているので、「make」は強い意味に
なってきます。

「〜させる」という意味で有名ですが、「勝手に作り上げる」
ということに実際はなっています。

勝手に作り上げるのですから、強制的になるのです。



「make」の意味を理解していれば「〜させる」なんて覚える
必要はないのです。

「make」は常に「make」なのです。
「作り上げる」ということになります。





さて「have」を見ておきます。
この動詞の基本は




〜のところにある




ということになります。
動きを意味しているのではなくて、状態を意味しています。
何かを持っている、という感じになりますが、何かが
人のところなどにある、ということになります。


例えば




☆I have a car.




これは「車を持っています」ということになりますが
「have」の意味を出すと




☆「車が私のところにあります」




という意味になります。
持っている、でも問題はありませんが、「ある」ということを
示す動詞になります。


さて、こういうことを踏まえて、いわゆる使役の場合を見ていきます。




☆I had my hair cut.




という英文があります。
「髪を切ってもらった」という感じの意味になります。

これは「髪が切られるという状態があった」ということです。
髪は普通自分で切るものではなくて、切ってもらうものです。
そういう状態があっただけなのです。

「〜してもらう」とか「〜させる」など色々な日本語になりますが
それは「have」が日本語にないだけであり、英語では常に
「have」は「have」なのです。




☆I had my hair cut.
「髪が切られる状態があった」




ということになります。

あくまでもそういう状態がある、というのが「have」なのです。
そこに圧力などは何もありません。
普通に状態があるだけなのです。

普通のことなのです。

「have」は普通の状態を意味している動詞になります。

例えば




☆I'll have my secretary fax it to you right away.




という英文があります。
これを多くの人は

「秘書にすぐファックスを送らせます」

とすると思います。
これはこれでいいのですが、「have」なので決して命令している
わけではないのです。

普通に状態があるだけなのです。

これは秘書が秘書の仕事をする、ということで、私は
上司に当たります。

上司が秘書が秘書の仕事をする、という状態を持つことは
当たり前になります。

当たり前のことを意味しているのです。


「have」は「当然」という意味も入ってきています。
当然の状態があるだけなのです。




☆I'll have my secretary fax it to you right away.
「秘書がファックスをすぐ送るという状態が私にはあります」




という感じになります。
決して命令しているのではありません。
普通の状態がある、ということだけを意味しています。

「〜させる」としてしまうと、まるで命令になっているかのようですが
「have」は決して命令はしていません。

当然の状態がある、ということを意味しています。



「make」は命令となってきますが「have」は命令では
決してないのです。


この違いを理解しておいてください。



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参考にして私、田中聡一郎が作成しています。


NHKとは一切関係のないページですので、ご理解の上
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第1回「to不定詞の説明」


第2回「If」の説明


第3回「知覚構文」の説明


第4回「倒置」の説明


第5回「否定」の説明


第6回「時制の一致」の説明


第7回「ときの感覚」の説明


第8回「some any」の説明


第9回「可算、不可算」の説明


第10回「疑問詞、関係詞」の説明


第12回「up、down」の説明


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