東野圭吾 あの頃の誰か







過去に理由があり、発表されなかった話が8つ収められています。
10数年から20年くらい経ってから、ようやく本になりました。

これは短編集となりますが、問題作が収められているので、それほど読み応えがあるものではありません。

東野圭吾ファンなら、問題作を読んでみたいと思うでしょうが、普通の読者には読む価値は
それほどないと思います。


問題作なので、読む前にこのことをしっかりと理解して下さい。



また一応、「秘密」の原型が載っていますが、「秘密」とは程遠い内容です。
短く、「秘密」ほどの話ではありません。
確かに問題作です。




シャレードがいっぱい

レイコと玲子

再生魔術の女

さよなら「お父さん」(秘密の原型)

名探偵退場

女も虎も

眠りたい死にたくない

二十年目の約束




この
8つの話になります。
「レイコと玲子」は2重人格者の話ですが、裏があります。
東野さんらしい話ですが、まずまずの内容かと思います。


「二十年目の約束」は二十年前の事件の秘密が大きなカギを握ってきます。
20年前に何があったのか、ということですが、ページ数が少ないこともあり、物足りなさを少し感じます。
それでも、他の短編と比べると、そこそこ読み応えがあると思います。


この本は、問題作を収めている短編集です。
読む前に、そのことをしっかりと踏まえて下さい。







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